BriQがこれまでかかわったプロジェクト・企業のご紹介です。
慶應義塾大学 理工学部
教授 栄長泰明
本学のCO₂電解・ギ酸製造プロジェクトに客員起業家(EIR)として参画いただいている相馬さんは、厳しい選考を通過した優秀な経営人材です。EIRは研究成果を社会実装へ導く“実働型起業家”ですが、その役割を高い水準で担っていただいています。
基礎研究から事業化フェーズへ進んだ本プロジェクトでは、研究と事業の両輪を同時に動かす必要があります。技術と市場を見極め、複雑な状況を構造化し、実行可能な戦略に落とす力は研究側だけでは補えず、相馬さんが大きく貢献している部分です。
相馬さんは戦略立案、利益計画、推進管理、企業折衝、投資家対応まで一貫して実行し、課題を自ら捉えて前に進めるセルフスターターです。参画直後から全体像を把握し、必要な関係者を巻き込んで次の打ち手を提示する姿勢は、まさに起業家そのものです。
海外企業との交渉をこなす語学力や、重要局面で現場に入るハンズオン力も大きな強みです。装置産業としてのスケールアップや国際展開など課題の多い領域において、相馬さんは確かな推進力となっています。
現在、大学発スタートアップの設立準備を共に進めており、その中心には常に相馬さんがいます。研究成果を新産業に押し上げるうえで、欠かせない存在です。

相馬さんと取り組む【ダイヤモンド電極によるCO₂の資源化プロジェクト】
https://www.chem.keio.ac.jp/einaga-lab/images/2025/Green-FormX-MIRAI_Einaga0902J.pdf
奈良女子大学 研究院 自然科学系
准教授 高塚大知
相馬さんとは、相馬さん主催のリーダーシップ勉強会で出会いました。多様なビジネス経験に基づく実践的な内容に感銘を受け、交流を続ける中で研究シーズの事業化について継続的に助言をいただくようになりました。私の研究データが揃った際には「この技術は事業化できる」と明言され、それがプロジェクト本格化の大きな契機となりました。
私の研究テーマがバイオスティムラントとして気候変動対策に寄与する可能性もいち早く見抜き、事業構想から戦略、アクションプランまで一貫して提示してくださいました。実験理解を深めるため自ら試験にも取り組んでくださり、研究者として大変心強く感じました。
また、面談機会の創出や農林水産省・中小機構との連携も主導いただき、第13期 FASTAR への採択につながりました。申請書、資料作成、面談対策まで相馬さんがリードしてくださり、この採択は相馬さんなくして成立しなかったと断言できます。FASTAR採択後は大手VCからの問い合わせも増え、事業化が加速しています。
さらに、弁理士の紹介、助成金探索、申請資料の作成などビジネス面において大きく支えていただきました。複数大学・研究機関を横断する相馬さんならではの知見とネットワークは不可欠でした。
技術理解と事業推進を兼ね備え、難しい局面でも論点を明確化して導いてくださる相馬さんは、大学発技術の社会実装に欠かせないパートナーです。私は相馬さんを強く推薦いたします。

FASTARについてのプレスリリース
https://pr.nara-wu.ac.jp/news/uploads/pressrelease_20251006_2.pdf
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国立研究開発法人理化学研究所
光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム チームディレクター -
日本中性子科学会 会長
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中性子産業利用推進協議会 副会長
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株式会社ランズビュー チーフテクニカルアドバイザー
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ニュートン次世代システム技術組合 T-RANS(国土交通省認可)理事長
理学博士 大竹 淑恵
相馬さんには、理化学研究所発スタートアップ「株式会社ランズビュー」の事業推進に参画いただいています。ランズビューは国家プロジェクトとして進められた中性子源技術を事業化した会社で、SBIR採択実績もあります。中性子による非破壊検査技術は高度ですが顧客には理解が難しく、市場形成から取り組む必要がある難易度の高い領域です。研究者中心の組織である当社において、外部の事業開発力は不可欠であり、その中心を相馬さんが担っています。
リモート主体でも成果に一切遜色がなく、重要局面では必ず現地に入り推進してくださる姿勢は非常に心強いものです。技術理解と事業開発の双方に長け、複雑な状況を迅速に構造化して論点を示してくれるため、チーム全体の判断が格段に速くなりました。
また、自走力が極めて高く、依頼を待つのではなく自ら課題を見つけ、関係者を巻き込みながら解決に導く点は起業家そのものです。行政・企業・研究機関との調整、助成金活用、社会実装に必要な信頼構築など、多方面でプロジェクトを前進させていただいています。現在は私との議論だけでなく、メンバー育成の面でも重要な役割を果たしてくださっています。
相馬さんは短期間で状況を把握し、組織課題や市場戦略を整理し、ビジョン策定から中期計画まで深く関わっています。私は相馬さんを「信頼できる右腕」と感じており、ランズビューが前に進めている背景には相馬さんの力が大きくあります。
事業・戦略・財務・営業・組織を横断して担える稀有な人材であり、技術領域が変わっても本質を捉えて議論を前に進める方です。相馬さんは研究シーズの社会実装に不可欠な推進力であり、強く推薦いたします。


